仮のケースをもとに、SEOの対策例についてご説明いたします。
まずは、このホームページのターゲットを想定します。大きなまとまりとしては、通う塾を探している小中学生とその保護者の方です。さらには千葉県市川市とその周辺に住んでいる方です。(※小中学生の通塾範囲としてざっくりと想定しています)
次に、塾を探している人が検索で用いるキーワードは何でしょうか。完全な答えがある問いではないのですが、Google AdWordsにあるキーワードプランナーなどを用いて検索ボリューム(どれ位の検索数があるのか?)を確認しながらキーワードを選定します。多くの学習塾の検索キーワードとして多いのは「塾 市川」というように自治体名を加えたものか、「塾 本八幡」のように最寄り駅名を加えたものです。また特定の学校名などとセットしたものなども想定されます。このようなキーワードの候補を幾つか用意します。
内部SEO対策ですが、プロの方であればHTMLのタグの構造やMETAタグの設定…というお話でも良いですが、一般的にはどのようなテキストライティングをするかということがポイントになります。
SEOを意識したテキストライティングですが、一般的なテキストライティングの技術と似ている部分と異なる部分があります。大雑把ですが主に意識するポイントとしては下記のようなものになります。
1.の主語を含んだ文にするですが、一般的に日本語では主語の省略を行うことができるケースが多くあります。また、ライティングのテクニックとして主語を省略するようなケースもよく見ることがあります。しかし、内部SEOにおいてホームページのテキストは機械によって読まれるで主語を省略している箇所を汲み取るような配慮はありません。また、主語には当たり前ですがサービス名なりの重要な単語があてられることが多いので、主語を省略しないことは重要な用語を繰り返し用いるという内部SEO上のテクニックの2.にも合致します。
主語を同じ単語で繰り返すのは少し冗長な感じの文章になります。あまりにも読みづらいのであれば、修正するのも止むないことかと思いますが、基本的には「ホームページ来てもらわなければ、見て読みづらさも感じられない」という割り切りをもってテキストのライティングをしてください。
3.については、テキスト量が圧倒的に少ないホームページは検索エンジンに評価されづらい傾向があります。簡単に言うとあまり説明がない文章に価値があると思いにくいからです。なので、デザイン性を追求したために画像の中に文字を書いたようなページも避けたほうが無難です。同業他社やライバルと思われるサービスにあるようなテキスト(コンテンツ)は同じように作成したほうが良いでしょう。
4.の更新のあるコンテンツですが、検索エンジンには「更新がある=新しい情報がある」ホームページの方が価値があると判断する傾向があります。とはいえ、毎週のようにコンテンツを作成すると本業が疎かになりかねません。今回の学習塾のホームページのような例であれば、休講の案内や、模試・講習の案内、定期テスト対策の様子などをコンテンツとしてアップするなりお知らせという形で作成するのが良いでしょう。
バックリンク等の施策になります。スパムリンクと認められると、かえって検索エンジンからの評価を落とすことになりますので注意しなくてはいけません。詳しいことをお知りになりたい場合はお問い合わせください。
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