教材制作(紙媒体)

制作実績：教材制作（紙媒体）

大手学習塾様で利用される教材の制作を行いました。制作の概要については以下をご覧ください。

概要

お客様	大手学習塾様
制作規模	３学年×２ラインでの全教科（小学生：4科目，中学生5科目）の教材制作
制作期間	通年（３月〜翌年２月）
工程	１．原稿受領
	２．図版・数式等のオブジェクト制作
	３．組版
	４．修正

制作でのポイント

１．バージョン管理

トータルで制作する教材は数百本，利用される図版や数式などのファイルは合計で数万点にのぼります。また，単年での使用に終わらず翌年度以降も修正および追加開発を行いながら利用していくため，ファイルの更新管理を行うため，バージョン管理について配慮する必要があります。

２．スケジュール管理

納品については月単位で行っていましたが，納品より前に次回分の制作スケジュールが被るようなことも考えられました。よって，スケジュールの管理がより重要になります。弊社では，プロジェクト管理用のソフトウェアを利用するなどして作業進捗を管理しました。

３．ペーパレスな作業環境の共有

今回の制作では，お客様・弊社ともにペーパレスな環境をつくり上げるよう注意を払いました。正確には内容のチェックおよび修正箇所の指示の為にプリントアウトは行うのですが，どれが最新の版であるかをわかるようにするため，なるべく手持ちの紙を作らないような体制を目指しました。

４．ファイル管理

1つの回（授業1コマ相当分量）のテキストを作成するのにあたり，科目によっては数百のファイルが必要になります。それらのファイルがどのパーツであるか一意に分かるようにファイルの命名規則を定め，全ファイルに適用する必要があります。また，数万のファイルが一意に名前が定められると，翌年以降の開発および修正作業の作業効率が飛躍的に向上します。